沖縄県の母乳外来なら みねた助産院

6月25日26日のBSケアモンゴル国現地セミナーに同行させていただきました。

モンゴル国の母乳育児というと。

1か月の母乳支援率は90%、哺乳瓶もミルクも基本的には使用しないということで、日本より十分浸透している様子のモンゴル国。

それでも母乳育児の困りごとはたくさんあるそうです。でも母乳育児は当たり前の国なので、辛く感じても「では、混合で」とか「ミルクにかえよう」という発想はなくて、困りごとは、それぞれのお母さんが、自分なりの方法で乗り切っていて、特に実母からの伝統的な方法で何とかしているとのことでした。(それはそれで母子の力は素晴らしいですよね) 困りごとというのは、「乳頭が短くて吸えない、傷ができて痛い、乳腺炎、搾乳器使ってガチガチ」などと、日本と同じようです。

ケア後にお母さんに乳首に触れていただいた時の表情は、日本のお母さんと同じあのお顔です。「わ、柔らかい、ケアしていない方と違う」というしぐさと表情。

困りごとに関しては、医師も助産師も誰もケアの方法を知らないので、BSケアの学びは、とても重要だと受講生がおっしゃっていました。セミナーの後の感想では、「今まで間違ったケアをしていた。この正しい方法を覚えたい」「各部署連携していきたい」産婦人科院長は、「ケアのための部屋を整備することを約束します」とおっしゃっていました。

モンゴル国でも、赤ちゃんとお母さんに優しいケアのBSケアが受け入れられ、ケアラーやお母さんに喜ばれ本当に感動しました。

今回セミナーを開催した国立母子センターは、モンゴルで最大級の病院です。こちらでは、BSケアの学びを継続できることを希望されています。今後、どのように海外支援として継続できるか、NPO法人BSケアで日々検討を重ねています。

モンゴル国では、多くの方のご尽力によりこの機会が達成できまして感謝の気持ちでいっぱいです。今後の継続につながるよう自分にできることを考えていきたいです。

今回こんなに長く、家を空けたのは、初めてです。夫と子どもは、頑張ってくれました。私がいないほうが、息子は、自分で朝起きられるようです。(毎日私がたたき起こしていますwww)

そろそろ心配しすぎお母ちゃんは、卒業しないとな~と思ったことも今回の収穫。

最終日は、ラクダに乗るというお楽しみもありました。モンゴルの肉ばっかりご飯も美味しかったですよ💛

 

 

 

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