沖縄県の母乳外来なら みねた助産院

 

母乳が足りないより、心配していることがあります。

母乳分泌過多・そして赤ちゃんがおっぱいを飲みすぎていることです。

健診などでも体重の増えが少ない子については

いろいろ丁寧に指導が入りますが。。

体重がしっかり増え、発育もいいとなると

問題なし」となります。

でもそれが落とし穴。。。

母乳分泌が多かったり、あるいは、母乳が足りないかもと思って

ミルクを足して飲みすぎになっている子がいます。

母子ともに困っていなければいいのですが。。。

よくよく伺ってみると困っている方が大半です。

飲んでも泣くから、足りないと思って母乳(ミルク)をあげた。

あげてもあげてもさらに大泣き。飲ませても寝かせるとすぐ大泣き。

立て抱きで過ごすと少し落ち着く。

反り返ってぎゃん泣きする。

しょっちゅう吐く。

よくうなっている。

おなかは、ぽんぽこりん。

おならがよく出る。

便秘・あるいは頻回の便

鼻が詰まったり、ぜこぜこ。

 

こんなのが、飲みすぎで起こることです。

欲しがったらあげる」と指導を受けましたと。。。

欲しがったら」は、「泣いたらあげる」とは違います。

2-3ヶ月までの赤ちゃんは、まだ満腹中枢が育っておらず

口に入ったものは、原始反射でパクパクしてしまいます。

おっぱいが良く出るときや、哺乳瓶では、

パクパクしたらその分胃に入ってしまうのです。

先ほどの状況は、胃がいっぱいで苦しくて泣いている状態である可能性が高いです。

体重増加が、50g/日以上あるお子さんについて、

飲みすぎでも泣くことがあるということを知ってもらうようにしています。

ママが「なんで泣いているのかな」と赤ちゃんをよく見ることが

大切です。

よーくみていると、おなかがすいて空いて泣くときと

おなかがいっぱいでパンパンで泣くとき

ずいぶん泣き方が違いますよ。