沖縄県の母乳外来なら みねた助産院

母乳育児がうまくいくために妊娠中がとっても大切です。

1.和食中心の食生活を。

母乳は血液からできているので、良い母乳を作るためには血液の質を高めておくことが大切です。

血液がさらさらになる食生活が望ましいです。そんな血液がさらさらのおいしい母乳を作ってくれます。

血液どろどろになりそうな、甘いものや脂肪分の多いものは、控えめにしましょう。

ホウレンソウや小松菜、春菊などの青菜を沢山食べるようにしましょう。

鉄分も補給できて血液の質がよくなります。

特に妊娠後期のお母さんの貧血は、赤ちゃんの貧血に影響します。

生後半年くらいまで、お母さんにもらった鉄の貯金が働いてくれます。

妊娠中にしっかり鉄分を摂っておいてくださいね。

根菜類も積極的に摂りましょう。昔ながらの和食が理想です。

2.身体を温める生活を。

母乳は血液からできているとお伝えしました。

食事で血液の質を高め、身体を温めて血液循環を良くしていきましょう。

入浴がお勧めです。足湯だけでも効果あり。

冷たい飲み物は避けて、なるべく温かいもの、しょうがなど身体を温める食材を取り入れましょう。

夏場は、場所による温度変化があったり、冷房の効きすぎなどでかえって冷えやすかったりします。

首にストールを巻いたり、寝るときにレッグウォーマーを履いたりと意識して冷え予防しましょう。

適度の運動も身体の循環を良くします。

3.乳首のケア

おっぱいのマッサージは、産後の分泌には直接影響しないといわれていますが、

妊娠中にケアをしていた方は、乳首がやわらかくなって、赤ちゃんが吸いやすかったり、

赤ちゃんの強い吸い方にも慣れやすかったりするようです。

(赤ちゃんの吸引力は、あの小さな身体からは想像しにくいくらい強くたくましいんですよ。)

また、産後すぐに上手に吸えずにおっぱいケアが必要になることがあります。

そのときに正しいおっぱいケアをすでに知っていると安心です。

おっぱいのケアは、28週ごろからおすすめしていますが、

お腹が張りやすい人や切迫早産と診断された人は臨月に入ったら行いましょう。

乳首の色のついたあたり(個人差があります)を親指と人差し指をCの字にして、

横方向、斜め方向、上下方向でやさしくクチュクチュと動かしてみます。

痛いのは、指が強すぎます。あくまでもやさしくです。

クチュクチュしていくうちに、少しずつやわらかくなるのを感じてみてください。

そして、赤ちゃんがクチュクチュと吸ってくれるのを想像してみてくださいね。

※みねた助産院では、母乳育児を希望する方への妊娠中での相談、指導も行っております。

お気軽にお問い合わせ下さいね。

4.ノーブラでおっぱいリラックス

今までお伝えしたことよりも、一番簡単で、絶対にやってほしいこと。

それは。。。ノーブラ生活です!!

お仕事などでノーブラは、無理って方は、ゆったりとした綿100%のブラにしてくださいね。

妊娠中のお肌は、特にデリケートなのです。

ノーブラで、おっぱいをゆさゆさ揺らして、おっぱいへの血液循環をよくします。

四つんばいで拭き掃除なんてしたら、ばっちりです。

妊娠中にワイヤーブラなんて絶対に絶対にやめてくださいよ~

ナミビアの裸族ヒンバ族です。

おっぱいトラブルなんてないんだろうな~

いつもゆさゆさ揺れているから、母乳分泌もよさそうだし

いつも外に出てるから乳首の皮膚も強そう。乳首が切れたりしないんだろうな~

母乳外来なんて必要ないんだろうな~

なんて、思っています。。。。すべて私の想像です。。。