こんにちは。沖縄市の母乳外来・育児相談・よもぎ蒸しのみねた助産院 峯田 昌です。
今日は、おしゃぶりのお話です。
おしゃぶりは時には、育児の手助けをすることがあるかとも思います。
赤ちゃんには、お口で何かを吸っていたい、
吸っていると安心するという吸啜欲求がうまれつきあります。
生まれたばかりは、空腹か否かにかかわらず
ずっとおっぱいを吸っていたいくらい。
だから泣いている赤ちゃんにおしゃぶりをさせるとすぐに泣き止みます。
吸啜欲求は、すごい強い子とそうでもない子がいるようです。
その子にあわせて欲求を満たせてあげたいところです。
でもおしゃぶりには、デメリットが多くあるので、
わたしは、基本的にはお勧めしていません。
使う場合は気をつけてくださいね。
デメリットとしては、主に
- 歯のかみ合わせが悪くなり、歯並びに悪影響。
- 赤ちゃんが、声を出す機会が減ってしまう。
- 赤ちゃんとのコミュニケーションの機会が減る。
- 依存すると外しにくい。
赤ちゃんは、自分の気持ちを泣くことで一生懸命伝えています。
赤ちゃんが伝えたことをお母さんや周りの人で
抱っこしたり、あやしたり、授乳したり、声かけたり
いろんな方法で対処してもらうことで
赤ちゃんは、人のことを信頼し、
人とのかかわりを体得していきます。
何かを伝えようとしているのに
口封じのようにたびたび抑えられてしまったら・・・
赤ちゃんは、泣いちゃいけないんだな~
言いたいこと言っちゃいけないんだな~
と思ってしまうかも。
おしゃぶりを使うときは、どうしてもの時の短時間にして
頼り過ぎないようにしてくださいね。
大泣きするわが子がかわいそうと思ってしまうかもしれませんが
泣いて思いっきり発散しているのかも。
そんな時は、泣き止ませようとするのではなく
赤ちゃんの泣きたい気持ちに付き合う気持ちで。。。
一緒に泣いちゃってもいいよ。