こんにちは。沖縄市の母乳外来・育児相談・よもぎ蒸しのみねた助産院 峯田 昌です。
今日は、離乳食の心配事のひとつであるアレルギーのお話です。
時々、アレルギーを心配して極端に離乳食開始を遅くする人がおられますが
母乳には、アレルギー抑制物質が含まれているのですが
同時にアレルギー促進物質もあるのです。
開始する時期、そして何を食べさせるかがとても大事です。
今まで、母乳かミルクのみを飲んでいたお子さんが
離乳食を食べ始めることで腸内環境はぐっと変わります。
その子特有の腸内細菌の生態系ができていくんです。
それが免疫力の高さに関係します。
赤ちゃんの腸の負担になることはしないようにしたいものです。
たんぱく質は、腸内でスムーズに消化されないことが多いので、
とっても負担。
電子レンジを使った下ごしらえは、たんぱく質が変性して
消化しにくく異物として認識されてアレルギーを起こしやすいのです。
たんぱく質は、ゆっくり始めることをおすすめします。
腸内細菌が整うまでは、3歳までかかるといわれています。
(それでも十分ではないでしょう)
3歳までは、できればそれ以降も、スナック菓子や砂糖菓子は
腸の炎症を起こしやすいので避けて欲しいです。
市販のジュースは腸の悪玉菌を増やしてしまします。
アレルギーに打ち勝つためには、
鼻呼吸がしっかりできることも大切です。
上唇と下唇がしっかりくっついて
お口ぽかんにならずにごっくんできるように。
アレルギー予防にはいつ、何を食べるか、
どのようにお口を動かして食べるか
がとっても重要です。