母乳育児を勉強すればするほど、日々母乳のすごさ、女性の身体のすごさ、赤ちゃんのすごさを感じています。
栄養的にパーフェクト！
タンパク質や、エネルギーのもとになる乳糖（ラクトース）、脂肪など、赤ちゃんの成長に必要な100以上もの栄養素が、すべて赤ちゃんの未熟な消化・吸収・排泄にあった形で含まれています。早産の子には、早産の子にあったおっぱいが出るのです。健康な赤ちゃんなら、6ヶ月までは、おっぱいだけで大丈夫です。
免疫物質が豊富！
母乳には免疫グロブリンなど、人工的には作ることが難しい免疫物質がいくつも含まれています。特に生後2、3日までに出る初乳は、免疫たっっぷり。一滴でも多くあげたいです。母乳を飲んでいると、赤ちゃんは半年くらいは感染症などから守られます。下痢や中耳炎、新生児突然死症候群などにかかるリスクも減り、アレルギーの予防にもなります。
脳や神経系の発達にいい！
母乳には、脳や神経系の発達に必要な乳脂肪を消化するリパーゼが含まれています。また、おっぱいを飲むときは、下あごなどの筋肉をたくさん使うので、その刺激で脳や神経系が発達します。
ママの体の回復にもいい！
母乳を吸う刺激で、オキシトシンというホルモンも分泌されて子宮が収縮、お母さんの体の回復につながります。1年間母乳育児をするたびに、乳がんになる率が4.3％ずつ低下する！という数字も出ています。
ママと赤ちゃんの絆づくりにいい！
やっぱりこれが一番素晴らしいことです。肌と肌を合わせ、吸われることで、ママはとてもいい気持ち。赤ちゃんもママの胸ですっかり安心。お互いの心が安定、絆づくりに役立ちます。
こんなにもすごい母乳！！ぜひ赤ちゃんにプレゼントできるようにしましょうね！！